ごあいさつ

私は今年(2021年)で57歳、愛媛県松山市在住です(四国八十八ヶ所霊場会公認先達)。
社寺参拝に関心がなかったため、四国に住みながらお遍路をしたことがなく、地元の者として一度は体験してみたいと思っていた頃に父親を亡くし、そのときに趣味としてランニングにハマっていたことから、父親の供養を兼ねた「走り遍路」がはじまりました。49歳のときです。

ランニングは48歳から始めました。
ロードランやトレールランのレースにもよく出場しましたが、タイムや順位にとらわれることに違和感を覚えるようになりました。そして人間が本来持っている能力を知るための裸足ランや一本歯高下駄ランに興味を持つようになりました。加えて、ランニングをもっと別なことに生かせないものかとずっと考えていました。
考え方が前向きになるのは、ランニングの良いところです。おそらく、ランニングを趣味としていなかったら、お遍路はしていなかったと思います。ランニングと父親供養の融合が私の「走り遍路」誕生の原動力となりました。

お遍路さんが着る、綿製の白衣は走りに適しません。かと言って、普通のランニングスタイルではパッと見、お遍路さんとはわかってもらえません。見慣れない者がいると、地元の方々にけげんな顔をされたりしますので、一目でお遍路さんだと分かってもらえる方が何かと都合が良いです。
そこで笠を被ったり、杖を持ったり、走り遍路と書いたゼッケンを身に付けるようにしています。そうしてからは気軽に声を掛けてくれるようにもなり、それが大きな励みとなっています。

「お遍路っていろんな楽しみ方があるんだなぁ」と感じてもらうことで、多くの人が四国遍路に関心を持っていただければと思います。

お遍路の手段について私の思うこと(一本歯下駄遍路)
走り遍路の今後の展開について、考えることがあります。1巡めは普通に、2巡めはキャンプ道具を載せたベビーカーを押しながら走り遍路してみました。次は、一本歯下駄かな!? と思い、街なかでデモンストレーションしてみました!一本歯高下駄で走ってみせ

なお、私は特定の宗教にこだわりを持っていません。特定の宗教や宗教団体に縛られるのは、自己の探求に制約を課すこととなり、宗教本来の考え方にも合いません。人として正しく生きるための確かな拠り所を得るために、多くの考え方や見方に触れながら、自分なりの宗教観を探求することが大切だと思います。

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